花の季節を迎え次々に開花して百花繚乱の観がありますが、花の済んだ樹木は早めに花殻を取ったりして負担を軽くしてやります。
木々にとって、花を咲かせたり、実を結ぶことは、非常に体力を使うことになります。このためお礼肥をして体力の回復を図ります。
木の根は草花より深い位置にあるので深さ30cm以上の穴を掘って有機質肥料の発酵油かす、牛糞堆肥などの緩効性肥料を入れます。
ツツジ類は花が終わるとすぐに新梢が伸びてその先に花芽ができるので、それまでに整枝・剪定をしましょう。このため、6月上旬までには強い刈り込みは済ましておきます。
気温の上昇に伴って、病害虫が発生するのでよく庭樹を観察してください。
マツカレハがマツの枝の下側に潜んでいませんか。トレボン乳剤2000倍かディプテレックス乳剤の1000倍を1週間おきに2,3回散布します。
ウメにアブラムシが発生したら、スミチオン乳剤1000倍かマラソン乳剤2000倍を散布します。農薬は使用説明書に従って使用しましょう。
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